WWDCに異変、今年は役員インタビューなし──グルーバー氏の批判が影響?

WWDCに異変、今年は役員インタビューなし──グルーバー氏の批判が影響?

WWDCの恒例トーク企画、今年はApple幹部が不参加──背景にグルーバー氏との関係悪化か

Appleが毎年6月に開催する開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)」では、著名なApple系ブロガーのジョン・グルーバー氏がApple幹部を招いて行うトークショーが、恒例企画として定着していました。しかし、2025年はこのトークショーにApple幹部の出演が見送られることが明らかとなり、ファンや業界関係者の間で波紋を呼んでいます。

幹部不在のトークショーに、失望の声も

WWDC期間中に実施されるこのトーク企画では、Appleの内部に関する貴重な情報や裏話が語られることが多く、毎年楽しみにしている視聴者も少なくありません。過去には、ソフトウェアエンジニアリング部門を率いるクレイグ・フェデリギ氏や、マーケティング担当のグレッグ“ジョズ”ジョズウィアック氏など、Appleの中核を担う幹部たちが登場してきました。

しかし今年は、こうした幹部の姿は見られず、番組の魅力が半減するのではないかとの懸念が広がっています。

批判に対する“沈黙のメッセージ”か?

関係者の間では、幹部たちが出演を辞退した背景には、グルーバー氏による最近の辛口コメントが影響しているのではないかと見る向きもあります。特に、Apple Intelligenceの導入時期に関して、同氏が「失望した」と率直に批判したことが、Apple側にとって無視できないものだった可能性が指摘されています。

Apple幹部が公の場で鋭い質問を受けるリスクを回避したかったのでは、という推測も飛び交っています。グルーバー氏は以前から、Appleに対しても遠慮のない質問をぶつける姿勢を貫いており、そのスタンスが出演見送りにつながったとの見方も否定できません。

Appleは沈黙を破るか

今回の対応が一時的なものなのか、それともApple側の方針転換を意味するのかは今のところ不明です。ただし、期待されていた対談が実現しなかったことで、ユーザーとの信頼関係や透明性に対するAppleの姿勢が問われる可能性もあります。

ユーザーとしては、批判に耳を傾けた上で、Appleが今後どう対応していくのかを見守りたいところです。

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