スマートフォン市場、3年ぶりに成長へ
MM総研が発表した「2024年度通期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」によると、2024年度(2024年4月〜2025年3月)の国内携帯電話端末の総出荷台数は3,106万台に達し、前年度比16.4%の増加を記録しました。
特に、スマートフォンの出荷台数は3,003.7万台と 3年ぶりに3,000万台を突破 し、全体の96.7%を占めて過去最高を更新しています。
スマートフォン市場の成長要因
MM総研は、スマートフォン出荷台数が増加した要因として以下の3点を挙げています:
-
キャリア4社の下取りプログラムの推進
-
新しい端末への買い替え需要を活性化。
-
-
積極的なMNP(携帯番号ポータビリティ)施策
-
各社の顧客獲得競争が需要を後押し。
-
-
オープンマーケットにおけるAndroid端末の人気
-
格安スマホの普及が市場を拡大。
-
iPhone、シェア51.3%で14年連続トップ
メーカー別のシェアでは、AppleのiPhoneが 51.3% を占め、 3年連続の過半数 を維持。
さらに、国内の携帯電話市場全体でも 14年連続でシェアトップ を獲得しました。
-
2位:シャープ
-
3位:Google
-
4位:Samsung
-
5位:FCNT
-
6位:Xiaomi
Appleの強さが続く一方で、シャープとGoogleが安定したシェアを維持し、Samsungも堅調な成長を見せています。

高騰するスマホ価格を支える中古市場の活発化
近年、スマートフォンの価格が高騰する中、 下取りプログラム や フリマサイトでの個人売買 が活発化しています。
この結果、新品端末の購入ハードルが下がり、市場全体の需要が保たれています。
特にキャリア各社による下取り価格の改善や、メルカリやヤフオクでの取引が、買い替えの需要を支えています。
2025年度も成長見込み、3G終了で買い替え需要拡大
MM総研は、2025年度の国内スマートフォン出荷台数を 3,335万台(前年比11.0%増) と予想しています。
これは、2026年3月に予定されている NTTドコモの3Gサービス終了 に伴う買い替え需要が牽引する見通しです。
また、2026年度以降も 3,000万台以上の市場規模 を維持すると見られ、長期的な安定が期待されています。

📌 総括
-
2024年度は3年ぶりの成長、iPhoneがトップを維持
-
中古市場の活性化が新品市場も支える
-
2025年度以降も安定成長を見込む
今後、5Gの普及や次世代技術の導入により、さらなる市場拡大が期待されます。

