
ミンチー・クオ氏の量産開始時期予想
著名アナリストのミンチー・クオ氏は現地時間5月20日、自身のX(旧Twitter)にて「Appleの18.8インチ折りたたみデバイスの量産は2027年後半から2028年になる見込み」と報告しました。これまでにも、同氏は多数のApple製品やサプライチェーン情報を的中させており、その予測精度の高さが注目を集めています。
複数メーカーの大型折りたたみ計画
クオ氏によれば、Apple以外にもSamsung、Lenovo、Amazonなど複数のメーカーが大型サイズ(10インチ台後半)の折りたたみデバイス市場への参入を検討中とのこと。各社はOLEDやマイクロLEDなどの先端ディスプレイ技術を採用し、タブレットとノートパソコンの融合を図る製品を模索しています。
iPadOS/macOSのデュアルOS対応噂
本機に関しては、iPadOSとmacOSの両OSを切り替えて利用できる「デュアルOS」構成が噂されています。
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iPadOSモード:タッチ操作に最適化されたUIで、マルチタスクやペン入力を重視。
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macOSモード:フル機能のデスクトップアプリを利用でき、デュアルディスプレイにも対応可能。
切り替えはサイドボタンや専用ジェスチャーでシームレスに行えると伝えられており、1台でタブレットとノートPCを使い分ける新たな提案となりそうです。
競合他社の動向
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Amazon
大型折りたたみデバイスの企画段階にあり、クオ氏によると「同社も2027年には量産を開始する可能性がある」とのこと。Kindleブランドを超えた新ジャンルへの挑戦が期待されます。 -
Huawei
既に18インチ級「MateBook Fold Ultimate」を発表済み。こちらはWindows搭載で折りたたみ機構を採用し、同カテゴリでは先行モデルとなっています。Apple版との比較ではデザインやOS連携が焦点に。 -
Lenovo・Samsung
双方とも試作機レベルの開発が報じられており、2026〜2027年にかけて製品化の可能性がささやかれています。
今後の展望と課題
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量産スケジュールの確定
クオ氏予測を踏まえ、Apple自身からの正式アナウンスが待たれます。2027年後半~2028年となれば、次世代iPad Pro/MacBookとのタイミング調整も鍵となるでしょう。 -
コストと価格設定
大型折りたたみディスプレイは製造コストが高く、結果として高価格帯になるのは避けられません。Appleがいかにコストダウンを図るかが普及のポイントです。 -
耐久性・信頼性
折りたたみ機構の耐久性やヒンジ部分の信頼性は依然として技術的課題が多い分野。長期間使用に耐える設計・試験結果の公表が期待されます。
今後、WWDCやAppleイベントでのティザー、サプライチェーンからの断片的なリークなど、続報を追っていく必要があります。大型折りたたみデバイスは、タブレットとノートPCの境界を再定義する製品として、スマートデバイス市場に新たな潮流をもたらす可能性があります。
