Apple、iOS 19を「iOS 26」に名称変更か——年号ベースの新ナンバリング方式を導入の可能性

Appleが、これまで採用してきた連番形式のOSバージョン番号を廃止し、年号に基づくナンバリング方式へと移行する可能性があると報じられています。これにより、今秋発表が予想されていた「iOS 19」は、**「iOS 26」**という名前で登場する見込みです。
米Bloombergが水曜日に報じた情報筋によれば、Appleは2026年という年に合わせ、すべての主力OSのバージョン番号を統一し、「iOS 26」「iPadOS 26」「macOS 26」「watchOS 26」「tvOS 26」「visionOS 26」として発表する予定だということです。
この新たな命名規則は、2025年6月9日のWWDC(世界開発者会議)基調講演にて正式発表される見通しです。
■ 背景と狙い:分かりやすさとブランド一貫性
Appleはこれまで、OSごとのリリース時期に応じて個別にバージョン番号を進めてきました。現在の主要OSは、たとえば「iOS 18」「iPadOS 18」「watchOS 11」「macOS 15」「visionOS 2」といった具合に世代がバラバラで、ユーザーにとって覚えにくいという課題がありました。
今回の変更により、すべてのプラットフォームで同じバージョン番号「26」を使用することで、製品間の一貫性が生まれ、混乱を避ける狙いがあると見られています。これは、SamsungのGalaxyシリーズやFIFAサッカーゲームなど、他社が採用する年号ベースの命名慣例にも沿う形です。
■ macOSの命名ルールも変わる?
macOSは2001年の「OS X 10.0 Cheetah」から、2019年の「macOS 10.15 Catalina」まで長く「10.x」形式を採用していましたが、2020年の「macOS 11 Big Sur」から大きくジャンプして以降、年ごとのバージョンアップが続いています。
今回の変更がmacOSの愛称(例:Monterey、Venturaなど)にも影響するのか、あるいは従来通りWWDC恒例の地名ジョークとして残るのかは、現時点では不明です。
■ 番号の飛び級に驚きの声も?
「iOS 19」から一気に「iOS 26」へと飛ぶこの変更は一部ユーザーにとって戸惑いの種となる可能性もありますが、それでもMicrosoft Windowsのナンバリング戦略に比べれば混乱は少ないとも言えます。
Windowsは初期の1〜3の後、1995年・98年・2000年・Meと年号方式を導入し、その後はXPやVistaを経て7、8へと移行。9はスキップされて10、11と続いており、その命名規則は一貫性に欠けるとしばしば指摘されています。
Appleの今回の動きは、ユーザー体験とブランド整合性をより重視する戦略の一環として注目されています。
