Apple、2025年のApple Design Awards受賞アプリを公開──独創性あふれるアプリやゲームが選出
Appleは、野生動物をテーマにした芸術的パズルゲームや、機械学習とステッカーを組み合わせたユニークな翻訳アプリ、世界中で話題を集めているカードゲームなど、2025年のApple Design Awardsで際立ったクリエイティブ作品の数々を紹介しました。
6つの部門で選ばれた、アプリとゲームの傑出作
Apple Design Awardsは毎年、優れたデザイン性や創造的なアイデア、先進的な技術で注目を集めたアプリやゲームを表彰しています。今年の受賞作も、それぞれの分野で輝きを放っています。
喜びと楽しさ
この部門の受賞者・ファイナリストは、Appleの技術を活かして、ユーザーに楽しく、記憶に残る、満足度の高い体験を提供する作品です。
アプリ部門:CapWords(HappyPlan Tech/中国)
iPhone・iPad向け
日常の物体を写真に撮って言葉を学ぶ――そんなシンプルで新しい発想から生まれた言語学習アプリ「CapWords」。写真を撮ると、対象がインタラクティブなステッカーに変わり、さらにリアルな音声も加わって、五感を刺激する学習体験に。子どもから大人まで楽しめる仕様で、周囲の世界そのものが学びのフィールドになります。
ゲーム部門:Balatro(LocalThunk/カナダ)
iPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Pro対応
ポーカーとソリティア、デッキ構築の要素を融合した「Balatro」は、1人のインディーデベロッパーが手がけたにもかかわらず、世界中のカードゲームファンを熱狂させました。戦略性とランダム性が共存するゲーム性が魅力で、「ボスブラインド」などのギミックも話題に。シンプルながら奥深いプレイ体験で、多くの支持を集めています。
インクルージョン
この部門の受賞作は、ユーザーの多様性を尊重し、誰もが使いやすく楽しめる体験を提供することに成功しています。
アプリ部門:Speechify(Speechify/米国)
iPhone・iPad向け
「Speechify」は、WebページやPDF、スキャン画像などのテキストを高精度に音声へ変換。50以上の言語と数百種類の音声が選べ、アクセシビリティ機能にも対応。学生やビジネスパーソン、視覚に障がいのある方まで、誰にとっても役立つツールとして高く評価されました。
ゲーム部門:Art of Fauna(Klemens Strasser/オーストリア)
iPhone・iPad向け
18〜19世紀の科学文献をモチーフにした野生動物のパズルゲーム。表と裏の情報を使い分けて解くユニークな設計が特徴です。VoiceOver対応や視覚的な調整オプションなど、アクセシビリティにも十分配慮。売上の一部は動物保護団体へ寄付されるなど、社会貢献面でも注目されています。
イノベーション
Appleの最新技術を活用し、ジャンルを超えた先進的な体験を実現した作品が選ばれました。
アプリ部門:Play(Rabbit 3 Times/米国)
iPhone・Mac向け
「Play」は、SwiftUIベースのネイティブプロトタイピングを可能にするツールで、開発者とデザイナーの垣根を越えた創作活動を支援します。App Clipとの連携やXcodeへのスムーズな移行機能も備え、プロフェッショナルから初心者まで使える強力なプラットフォームです。
ゲーム部門:PBJ — The Musical(Philipp Stollenmayer/ドイツ)
iPhone・iPad向け
紙の切り抜きアニメーションで描かれる、ユーモラスかつ感動的な食べ物版「ロミオとジュリエット」。ユニークな演出と強烈な楽曲、優れた触覚フィードバックで、プレイヤーを笑顔にするミュージカル型ゲーム。クリエイティビティの高さが評価されました。
インタラクション
直感的で使いやすい操作性に優れたインターフェイスを実現した作品が対象です。
アプリ部門:淘宝(Zhejiang Taobao Network/中国)
Apple Vision Pro向け
中国の大手EC「淘宝(Taobao)」が、Vision Pro向けに展開する3Dショッピング体験アプリ。製品を立体的に比較・操作でき、AR空間におけるインタラクションの完成度が高く評価されました。
ゲーム部門:DREDGE(Black Salt Games/ニュージーランド)
iPhone、iPad、Mac対応
不穏な海辺の町で繰り広げられる「ラブクラフト風」釣りアドベンチャー。ゆったりとしたテンポで進むストーリーと、しっかり作り込まれたゲームメカニクスが特徴です。Appleデバイス間でのクロスプレイ体験もスムーズ。
ソーシャルインパクト
社会的課題や人々の暮らしにポジティブな影響を与えた作品が表彰されました。
アプリ部門:Watch Duty: Wildfire Maps(Sherwood Forestry Service/米国)
iPhone・iPad向け
山火事のリアルタイム情報を提供する非営利アプリ。地域住民に正確かつ迅速な災害情報を届け、命を守る存在として再評価されています。シンプルな設計と有益な情報が、多くの人々に支持されています。
※日本国内では未配信。
ゲーム部門:Neva(Devolver Digital/米国)
Mac向け
自然破壊と再生を描くビジュアル豊かなアドベンチャーゲーム。「Gris」のチームが手がけた本作は、少女とオオカミの関係を描く感動的なストーリーと、美しい四季の移り変わりが特徴。プレイヤーに「大切にする心」を思い出させてくれます。
※Mac App Storeで配信中。
ビジュアルとグラフィック
デザイン、アニメーション、テーマの統一感に優れた作品が評価されました。
アプリ部門:Feather: 3D お絵かき(Sketchsoft/韓国)
iPad専用
Apple Pencilを活用した3Dドローイングアプリ。インターフェースは直感的でありながら、非常に高機能。初心者でもすぐに操作できる一方で、プロレベルの表現も可能にするパワフルなツールです。
ゲーム部門:Infinity Nikki(Infold Games/シンガポール)
iPhone・iPad向け
衣装を集めるオープンワールドゲーム「Infinity Nikki」は、シェーディングや照明表現、布地のリアルな揺れ方まで細部にこだわったグラフィックが魅力。視覚表現の面で、今年のモバイルゲームの中でも突出した作品として高く評価されました。
