フルスクリーンiPhoneはAI対応Face IDで実現か〜小型化と埋め込みが鍵

iPhone Duoには今後2年以内にFace IDと望遠カメラが追加されると予想されています。その技術的な背景として、AIを活用した顔認証と部品の小型化が進む可能性を、Bloombergのマーク・ガーマン記者が示唆しています。

こうした次世代の顔認証技術は、Appleが開発中のスマートホームハブにも搭載される見通しです。

Face IDの小型化にAIを活用と予想

iPhone Duo 3までにFace IDと望遠カメラを搭載するための課題として、ガーマン記者は関連部品の薄型化を挙げています。

単純に部品を小型化するだけでは認証精度の低下につながることも考えられるため、AIを組み合わせて補完する顔認証システムが必要になるのかもしれません。

Appleがこうした方式を採用すれば、Face ID機構を薄型化しながら、これまでと同等以上の認証精度を維持することが期待できます。

望遠カメラについても、より薄型のカメラモジュールを実現できれば、内部スペースが限られるiPhone Duoへの搭載が容易になります。

スマートホームハブに新顔認証機構か

Appleは顔認証を利用するスマートホームハブを開発しており、ユーザーを識別して個人ごとの情報を表示する機能が搭載されると報じられています。

この製品では、ディスプレイの前にいる人物を識別し、そのユーザーに合わせて表示内容や機能を切り替える仕組みが採用される見込みです。

Appleはスマートホームハブのハードウェア開発をかなり進めており、Siri AIを中心とするソフトウェアの完成に合わせて発売すると噂されています。

この顔認証機構が次世代Face IDの技術を先行採用するものであれば、将来のiPhone向けFace ID小型化にも応用される可能性があります。

iPhone Air 2の2眼化にも有用では

Face ID機構を大幅に薄型化できれば、iPhone Air 2への2眼カメラ搭載にも有用と考えられます。

現行iPhone Airでは内部スペースが限られており、広角カメラの横に超広角カメラを追加すると、Face ID機構やフロントカメラとの干渉が課題になりそうです。

しかし、iPhone18 ProシリーズやiPhone Duoで採用された画面下配置技術を応用すれば、次のような方法が考えられます。

  • Face IDとフロントカメラをディスプレイ上部中央に配置しつつ、Face ID機構の一部を画面下に移動して薄型化し、超広角カメラとの干渉を避ける
  • iPhone DuoのようにフロントカメラとFace ID機構をディスプレイ上部の端へ移動し、背面カメラを横並びで配置するための内部スペースを確保する

Face IDやDynamic Islandをディスプレイ上部中央に配置することにこだわらなければ、iPhone Duoで得られた設計上の知見をiPhone Air 2へ応用することも考えられます。

フルスクリーンiPhone実現にもつながる?

AppleはiPhone18 ProシリーズでFace ID機構の一部を画面下へ移動し、Dynamic Islandを小型化しました。将来的には、より多くのFace ID部品をディスプレイ下へ移動することも予想されています。

さらにiPhone Duoでは、インナーディスプレイに画面下FaceTimeカメラを採用しており、Appleはすでにフロントカメラを画面下へ配置する技術も製品化しています。

AIを活用した顔認証によってFace ID機構をさらに小型化できれば、これらの技術を組み合わせ、フルスクリーンiPhoneを実現するための条件がそろうことになります。

Face IDとフロントカメラの双方を画面下へ配置できるようになれば、iPhone発売20周年モデル以降で、切り欠きやパンチホールのないデザインが実現することも期待できます。

Source: Power On/Bloomberg

Photo: Apple Hub/Facebook

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