A20 ProはA19 Proと同サイズ〜GPU増加分に2nm効果か

iPhone18 Proシリーズに搭載されているA20 Proのダイ写真を、Kurnal氏(@Kurnalsalts)がX(旧Twitter)に投稿しました。

同氏はA20 Proのダイ面積も報告しており、A17 Pro、A18 Pro、A19 Proと比較しました。

A20 ProはTSMCの2nmプロセスへ微細化され、GPUコア数が増加したにもかかわらず、ダイ面積はA19 Proとほぼ同じです。

A17 Pro〜A20 Proのダイサイズ

報告されたA20 Proのダイサイズを、A17 Pro、A18 Pro、A19 Proと比較すると、次のようになります。

縦(mm) 横(mm) 面積(mm²)
A20 Pro 12.35mm 8.00mm 98.8mm²
A19 Pro 12.29mm 8.03mm 98.7mm²
A18 Pro 13.00mm 8.44mm 109.7mm²
A17 Pro 13.27mm 8.59mm 114.0mm²

A20 Proのダイ面積を比較

A20 Pro die shot_1

A20 Proのダイ面積はA19 Proとほぼ同じで、差は約0.1%にとどまります。一方、A18 Proと比べると約10%A17 Proと比べると約13.3%小さくなっています。

A17 ProはTSMCのN3B、A18 ProはN3E、A19 ProはN3Pで製造されており、同じ3nm世代でも製造プロセスの改良が重ねられてきました。

その点で、2nmプロセス「N2」に移行したA20 ProではA19 Proよりさらにダイ面積が小さくなることも予想されましたが、実際にはほぼ同じ大きさとなっています。

ただし、A19 ProのGPUコア数が6コアだったのに対し、A20 Proは7コアへ増加しています。

A20 Pro die shot_2

ダイ面積縮小よりGPU性能強化を重視?

TSMCの2nmプロセスはウェハ単価が高額と噂されていますが、Appleはダイ面積をさらに縮小するよりも、2nm化によって得られた余裕をGPU性能の強化などに活用したのかもしれません。

A20 ProではGPUが6コアから7コアへ増加しているにもかかわらず、ダイ面積はA19 Proとほぼ同じです。

GPUコア数を6コアに維持していれば、A20 Proのダイ面積はさらに縮小できた可能性もありそうです。

AppleはA20 Proで、製造コスト削減を目的としたダイ面積の縮小よりも、性能向上を優先したとも考えられます。

Source: Kurnal(@Kurnalsalts)/X

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