
〜M4の正常進化、2026年には大規模リニューアルも視野〜
Appleは、次世代のM5チップを搭載したMacBook Proの開発を進めており、2025年11月頃の発表が有力視されている。今回のモデルは、2024年に登場したM4搭載モデルの設計を踏襲しながら、パフォーマンスや通信機能の進化が図られるとみられている。
デザインは継続、内部性能の刷新に注目
報道によれば、M5 MacBook Proは外観上の大きな変更はなく、現行モデルとほぼ同じデザインが採用される予定だ。一方で、M5、M5 Pro、M5 Maxといった新たなApple Siliconチップが投入され、処理能力はM4比で15〜25%向上すると予想されている。
加えて、Wi-Fi 7のサポートやThunderbolt 5対応など、通信性能と拡張性の面でも進化が見込まれる。これにより、クリエイティブ用途や開発環境において、より柔軟で快適な操作性が期待される。
価格は据え置きか、小幅な値上げの可能性も
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、M5モデルの価格は現行モデルと同水準に留まる見通しだが、為替や米国の関税政策によっては、若干の価格調整が行われる可能性もある。
2026年、MacBook Proは大幅刷新へ
さらにAppleは、2026年にMacBook Proシリーズを全面的に再設計する計画も進めている。現時点で明らかになっている主なアップグレードは以下の3点だ。
① 初のOLEDディスプレイ搭載
2026年モデルでは、iPad Proに続きMacBook ProにもOLEDディスプレイが採用される見込みだ。特に「タンデムOLED」と呼ばれる2層構造技術により、従来以上の明るさと高コントラスト表示が可能となり、画面品質が飛躍的に向上すると期待されている。
② より薄く、軽量な新筐体
新モデルでは、薄型軽量な新筐体デザインが導入される。Appleは当初、この新デザインを2025年中に投入することを目指していたが、OLEDの生産体制が整わず、1年後ろ倒しになったとされる。
③ M6チップによる次世代性能
Appleは再設計されたMacBook Proに、TSMCの2nmプロセスで製造される「M6」シリーズチップを搭載予定。M6、M6 Pro、M6 Maxといったバリエーションが用意され、さらなる性能向上と電力効率の最適化が期待されている。
今後の展望
2025年のM5モデルは、“安定した進化”を遂げる製品として、現行ユーザーの買い替え候補に位置づけられる。一方、2026年モデルは「デザイン」「ディスプレイ」「チップ」の3点を刷新する、ここ数年で最大のアップデートとなる見通しだ。
AppleのMac戦略は、着実な進化と大胆な刷新の両輪で進んでおり、今後の動向から目が離せない。
