Apple、TSMCアリゾナ工場の最大顧客に〜2nmプロセス製造で関税回避狙う
台湾DigiTimesによると、AppleがTSMCの米アリゾナ州工場における最大の顧客であることが明らかになりました。
同工場では、最先端の2nmプロセスによる半導体製造がすでに開始されており、これまでにAMD向けに出荷された実績も報告されています。
約1,300億円規模の関税対策で米国製造を強化
Appleは今後、同工場でAシリーズおよびMシリーズのチップを生産することで、約9億ドル(約1,300億円)に上るとされる関税の影響を最小限に抑えたい考えです。
米中貿易摩擦の影響が続く中、サプライチェーンの再構築とコスト削減の一環として、米国内での製造比率を高める動きが強まっています。
iPhone17値上げの懸念も〜iPhone18では米国製チップ採用か
一方で、AシリーズチップがiPhoneの製造コストに占める割合は決して小さくないものの、他の多くの部品は依然として関税の対象となる可能性があり、iPhone17シリーズでは価格上昇への懸念も指摘されています。
ただし、遅くとも2026年登場と見られるiPhone18シリーズ向けの「A20」および「A20 Pro」は、TSMCの2nmプロセスを用いアリゾナ州で生産される可能性が高いとみられています。
Source:DigiTimes
Photo:Concept Mob/YouTube

